lokanikki

kokoha tekitou kousin blog jayo

えいぷふー

 ぜんぜん関係ないんだけど、ポンポさんをみたときの「気に入らなさ」のひとつを思い出した。娯楽がファスト化するなかで映画はすべからく120分以内にしなければならないというポンポさんの主張を置き、それに反証するものが登場しないまま、作中でアカデミー賞を受賞する。こういう手前味噌な手法の、いや~な独善性が引っかかるのだった。

 まるですべて不透明な閣議決定で決めていくかのような独善性。ひとつの意見しか出ないため、なににも干渉せず衝突もしないが、そのかわりにリアリティも、ゆえにドラマも生まれない。たんにかわいい女の子がいい作画で動いていてよかったね、で終わる。

 気が抜けてしまう。

 ともあれ3月が終わった。ぼーっとしていたら終わってしまった。4月の目標はぼーっとしないで終わらせることである。

 そういえば書いている小説で検死のシーンを書く必要が出てきたので、そういう専門書を買ってぱらぱらと読んだ。おもしろい。ぼくでも理解できるくらいの資料はいい資料だ。