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日記162

 コロナ4日目が終了。かなり快復した。

 3日目の夜がいちばんきつかったんだけど、やっぱりあれが峠だったみたいで、朝から段階的に症状がやわらいでいった。熱は徐々に下がって、喉の腫れも少しずつマシになった。

 今はもう、あまり苦しくない。いまだに嚥下するときはズキッとくるけど、昨晩までの苦しみに比べたら天と地の差だ。

 

 ネットで調べていると症状が1週間も2週間も続いたと言っているひともいて、けっこう震えていたんだけど、丸3日の苦しみで済んでよかった。正直もうにどと罹りたくない。

 ともあれ快復したのでぼちぼち原稿を再開した。おそれていた事態だけど、二作を並行して進めることになってしまった。

 小説というのはナマモノなので、情熱という消費期限が尽きる前に仕上げなければならないという鉄則があるのだけど、果たしてこういうかたちの浮気をしながらでも持つのだろうか?疑問だけど、でも商業作家をやっていきたいならいつか通らなければならない道だと思うので、ここでやれるだけやってみたい。

 本日は情報解禁もあった。まあ、ここでタイトルとかを詳しくは書くことはしないけど、ぼくはかなり大仕事だと思っている。普段、あまり自発的に本を手に取らない子たちに届くものを書くことほど、責任重大な仕事はないからだ。だから正直、なによりも社会的な意義のために引き受けた。

 それに、単純に中高生に多く読んでもらえるというのが嬉しい。ぼくはつねに中学生くらいの子のためにものを書いているので、いわゆるリアル世代と言われる子たちへリーチするものというのは、また特別さが格別である。

 中学生くらいの子が、これよくわかんないなあと途中で本を畳まずに済みつつ、用語や表現などはほんの少しだけ背伸びしながら、そのエッセンスはよくわかってもらえるような、そういう内容にしないといけない。それでいて当然、ぼく自身もおもしろいと思えるものだ。

 むずかしいね。そんなベン図を満たすものがあるかよ。

 でもこれやりたくてやってるからやるしかない。

 

 病み上がりにがんばりすぎるとよくないのはわかっているし、もうまったくつらくないというわけでもないので、明日はかなりのほほんと過ごそうと思っている。

 インターネットで身内のクイズ大会があるらしいのでそれでも見ながらプリン食べる予定です。