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kokoha tekitou kousin blog jayo

国外

 外国におる。今は0時20分で、疲れているのに眠れないからちょいとだけ書く。

 出不精だしホームシックなので海外みたいな遠出をするときはかなり身構える性分で、じつは旅先で後悔することも多いんだけど、今回はだいぶ満喫している。

 旅行記はあったほうがいいなと思うので来週の帰国次第、軽くまとめようと考えている。といっても刊行前の旅行のせいで改稿にあたってだいぶやらなきゃいけないことがあるからそっち優先なんだけど。

 ぜんぜん関係ないメモ。

 最近の傾向として運命論者になってきたなと自分に対して思う。もとからそういうケはあったんだけど、加速してきた。人間、最後にはおさまるべきところにおさまるもので、夢破れたりという人間は、めざしていたものが自分の領域ではなかったというだけの話なのだと思う。

 声優の緒方恵美さんが言っていた、「声優はなりたいひとがなるのではなく選ばれたひとがなるものです」という価値観に同調している。今なにをやっていて、この先どうなるつもりであろうと、声優になるやつはなる。ならないやつはならない。全部に言えることだと思う。原理的に反論もされず、どこまでも感覚の話にはなるんだけど。

 成長するというのは自己を認められるようになることで、それは自分がめざし到達したいと考えていた場所が蜃気楼にすぎなかった、今いるこここそが正しいのだと信じられる勇気のことも含めるのだと思う。つまり健全な自己肯定なんだよな。俺はこんなところでこんなことをしているはずじゃないんだと考えるのは不健全なんだろうと思う。

 若いころは◯◯になりたかったと満足げに語るオッサンは、その意味において正しいのだ。