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kokoha tekitou kousin blog jayo

もんきーず

 Monkeys、ぼちぼち再開している。

 硝子ルートが終わった。ガラスというヒロインは好きだったけど、シナリオとしては平凡だったように思う。幼少期に宝を拾ってしまって大金持ちになったという背景と現状のキャラクターにあまり親和性というか、関連性を感じなかった。貧乏からお姫様になったというのも、途中の靴のエピソードを鑑みると、おそらくシンデレラが着想元だとは思うけど、そちらもあまり機能していなかった。

 尺が足りていなかったのだろうなと思う。ガラスの家族やフィアンセの話がもっと深掘りされていれば自然とキャラクターの魅力も出ていただろうに、ちょっともったいなく感じる。

 全体的にはと先生のコメディでどうにかなっていただけかも。つまりギャグテキストパワーで押しているだけともいえる。猿吉が惹かれていった過程の描かれ方もあまり丁寧ではなかった。ノラととのときもそうだったけど、女→男の過程はきちんと描く反面、逆はあまりしない作家なのだろうな。

 しかしなにはともあれビジュアルがいい。

 次は順番的にユキかな、たぶん。ユキは共通√の導入部分が丁寧でかなり好感が持てていた。

 ロックされている最後の√はおそらくメバチなんだろうけど怖いなぁ。