この数日、私生活であまりにもゴタゴタがあり、ちょっと大変だった。切り替えができないタイプなのでこういうことがあるとますます創作が止まりがち。
できれば山籠もりして書きたいんだよな。なんでそうもいかないんだろうな~と思う反面、じつはその気になればいちおうできなくもないともいえて、少し迷っている。活動拠点を変えたうえで飯を食うくらいのお金が稼げればいいんだけどな。
でも夏のあいだくらい行ってきてもいいかも。まじめに。
キングオージャー。この動画、俳優の池田匡志くんのご尊顔がばちこり見られておすすめ。すげーかっこいい。この顔でこのスタイルってお前よぉ
このひとはこれからもっとずっと売れていくと思う。なぜならこれほどきれいなひとは本当になかなかいないので。というかオージャーの主役陣みんなよすぎんよ。
ボドゲ。忙しかったと言いつつ、土曜に少しやれた。ボドゲやって出かけて、用事を済ませてから帰ってきてまたちょっとやれた。
最近はセブンワンダーにハマっている。おもしろい。ボードゲームアリーナでさくさくできるのがとくにいい。みんな初心者の状態で初めて、いまはわりとメタが回ってきているのを実感している。はじめは武力あげて建造物立てているだけでよかったんだけど、今はもうそのゲームごとに稼ぎ方をちゃんと考えないと1位になれない。
これくらいの、頭を使うようで使わない、ちょっとだけ使うボドゲが好きです。
この件について。
「ブルアカが無料で読める世界でライトノベルを800円で売ろうとしている」これ本当に人生の標語にしたいと思っているよ
— 呂暇 郁夫🍎楽園殺し3巻準備中 (@iquo_loka) 2023年6月2日
これはまた別途に長々と書いてもいいんだけど、とにかく兼ねてより懸念していたこの件が、2023年現在は本当に重荷に思っているという話がある。ぼくがデビューした2019年の時点で相当まずい状況ではあったんだけど、あれから4年たった今、やばさが比ではない。
正直、現状のライトノベルのフォーマットでプレイしようというのが、そもそも無理筋に思えてしまう。なにをどう書こうとも一定数の母数にリーチしないと世間に広まりようがないわけだけど、それだったらいっそ無料フォーマットで公開したほうがいいんじゃないか?と本気で思える節がある。もっとも、それはそれで無料の娯楽小説群を公開している層と肩を並べるということになり、また別の問題が生じはするんだけど。
小説がどれだけ売れない時代になろうとも、ぼくが小説を書くのをやめることはない(と思う)んだけど、いざ書き終わったものをどうするかという問題は、無視しないで考えていかなきゃならないんだろうなと思う。なにせマネージャーもいないし。
無料公開しているアマチュア層は編集の仕事も兼任しながらやっているようなものなので、偉いなと思う。キャッチを考えて、クリックさせるためのタイトルを考案する。そういうコピーライター的な側面も楽しめる人間が強いのだろうな。
あまり原稿を書くときに雑念を入れたくないんだけど、めんどうな時代になってきたな~とつくづく思う。そのへんの謎の事情通が語っている商業創作論もだいたいがゼロ年代ベースの化石みたいな理屈ばかりで、いやいや、だからクソおもろゲームが無料だって言ってンだろうがよ、と怒り心頭になりますよ。
ちなみに、これは考えれば考えるほど解のない、まあぶっちゃけ詰んでいると言える状況ではあるんだけど、それを踏まえてうえでぼくが思うのは、結局クオリティの話だったりする。「0円のメロンパンが売っているとなりで、あなたは800円でメロンパンを売らなければなりません。どうしますか?」という問いの答えは単純で、「0円のメロンパンよりも圧倒的にうまいと言わせる800円のメロンパンを提供する」しかない。
商業作品のジャンクフード化が進んでいて、どのジャンルのどの娯楽も「うおおお!売るためにはジャンクだ!!」って叫んでいるなかで、むしろジャンク性を捨てないことには、ここにきて逆に道がないということだ。だからぼくは売り上げのために中身のおもしろさを捨てましょうという提案は、一律にナンセンスだと思っている。なぜならそれをやるのがいちばん死ねると思っているから。ライトノベルの対抗馬がライトノベルだった時代、なんならもうちょっと範囲を広げて、対抗馬が有料コンテンツだった時代は、まだその言い分が通ると思うんだけどね、もうぜんぜん違うからね。
どれだけ薄い可能性でも、たぶんこれしか残っていないだろと思える方針にかんしては変えるべきではないだろうなと思っている。
しかし本当に娯楽のひとつごとに金を払わなくていい時代になったものだ。ぼくももうほとんどそっち方面にはお金を使っていない。原稿を書く以外の手段で時間を過ごすなら、Discordでともだちと会話して、サブスク契約しているアマゾンプライムとか、そもそもが無料のYouTubeをウォッチパーティしたり、サブスク契約しているボドゲのオンラインサービスをプレイしたり、無料のゲームをプレイしたり、プレイしている無料のソシャゲの話をしたり、それで済む。もう娯楽にお金がかかる要素はほとんどない。毎週みていて大好きなキングオージャーだって、わざわざテレビで録画しなくとも、その日じゅうにAbemaで無料放送していて、それをウォッチパーティできる。番外編のラクレス王の秘密だってYouTubeで無料公開している。
この無料公開とサブスクの大海賊時代に娯楽小説が生き残る術は? まあ、たぶんないよ。ないけど、ないなりにこうだと思える解決策を考えて、あとは個々人が信仰心にのっとってがんばるしかない。