lokanikki

kokoha tekitou kousin blog jayo

響け!ユーフォニアムをみている

 みている。今は2期の5話まで見終わったところ。関西大会編が終わるまで。

 ずっと見なきゃ見なきゃと思っていたんだけど、ようやく消化できている。この夏また新作映画が来るということで、それに間に合わせるために重い腰を上げた感じです。

 感想として、おもしろいはおもしろい。んだけど、細部が気になる。いや、細部というには大きいか。人間のリアリティ描写だから、かなり大きい部分か。

 とくに気になるのは①1期の麗奈ちゃんの映し方と、②2期ののぞみ先輩とみぞれちゃんの描写。

 麗奈ちゃんにかんしては、とにかく当人の心情がわかりづらい。当人が言っているというよりも展開のために言わされている印象が強くて、久美子ちゃんとの接近の仕方に無理があって、若干気色悪かった。

 より問題なのは②のほうだと思う。この関係ありえなくない?なぜならのぞみ先輩のほうがみぞれちゃんに対してなにも思うものがなかったとしたら、学校生活を送るうえで普通に話しかけることがあるはずで、そのときにみぞれちゃんが逃げるはずだから、このときまで問題が手つかずのままこじれるとはどうしても思えない。

 のぞみ先輩が部活を抜けたタイミングが1年の終わり際で、今がまだ2年の1学期が終わるタイミングだから話すことがなかった……というのはあきらかに無理があるよなぁ。府大会から関西大会までのあいだにドラマがねえ!やべえ!って焦りから突然ぶっこまれた存在しない人間たちの物語という感が強すぎる。

 人間関係であきらかな違和感があると急に萎える。

 でもライブシーンと、その前の緊張感のあたりはよく描けていると思う。とくに1期のほうは好きだったかな。スポ根っていちばんおもしろいジャンルだから真正面からやってくれるといいよね。